雨の前撮り(2017.1.1)


こんにちは!
キキフォトワークスの
メインカメラマン
池田一喜です!
カメラマンのプロフィール

結婚式の和装での前撮りを雨の中で桜や紅葉の時期に洋髪で髪型やヘアスタイル、メイクも崩れず髪飾りや小物も綺麗な白無垢や色打掛けの写真

前撮りの撮影日が雨予報

今日は前撮りが雨予報の場合、どうするのかを詳しく書いてみたいと思います。

年が明けて少し落ち着いたら桜の季節での結婚式の前撮り和装ロケーション撮影での予約のピークが来ます。

そこでロケーション撮影の時、一番気になるのが天気ですよね。特に雨予報で降水確率が高いとヤキモキします。

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前撮り日の降水確率が高い時

そんな方のために、降水確率90パーセントの天気予報が出されていた日。自分で調べた気象情報を元に雨は大丈夫、降っても短時間の小雨で大した事はない。

それより雨が降りそうな暗い曇りの方が桜や菜の花畑で撮るには最高の気象条件ですと説明して撮影した人の写真を用いながら、なぜ、大丈夫と判断したのか。

逆にどういった場合、中止や延期にしてるのかを書いてみたいと思います。その前に1つ、週間天気予報は全く当てになりません。

では天気がややこしい場合、いつ判断するのか?

本当にどうなるのかわからないコロコロと天気予報が変わるような気象条件の時は前日の夜に。それでも判断できない時は当日の朝に決めることもあります。

でも遠方から泊まりがけで来られる場合だと、出発される前に判断するようにしていますが、早く判断すればするほど外れる可能性が高いです。

乱暴な言い方をすれば、今までの経験では2日後、3日後の天気予報が当たる確率は半分くらいでしょうか。

天気の予報はそれくらい難しいことを念頭に読み進んでください。

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前撮りが雨の時の対応は?

まず、雨予報の場合、下記に詳しく書いているように、天気の状況を説明いたします。

その上で3つの中からどうするのか、最終的にはお客さん自身で決めてもらっています。

すでに衣装の準備をしてあるからとか、スタッフの手配も済んでいるからといった理由で雨でも強引に撮影する事はありません。

① 日程変更

雨天延期の場合、変更料は不要です。

② 撮影決行

日程変更が難しい場合、場所などを相談しながら雨での撮影も行います。

③ 撮影自体をキャンセル

日程の変更も難しい。かといって雨での撮影も希望しない。そんな場合、撮影自体をキャンセル出来ます。雨天によるキャンセルの場合、キャンセル料は不要です。

前撮りが雨予報の時の判断は?

雨予報の場合、当日の天気判断、撮影できるかどうかの判断は私、キキフォトワークスの池田一喜が行っています。

私は昔からアウトドアスポーツをやっていました。高校の時に山岳部に入り、社会人になってからは社会人山岳会に入りました。

海外への遠征はいきませんでしたが北アルプスを中心にオールシーズン、雪崩を避けながらの冬山登山をやっていました。

そこで先輩たちから教わったのが気象の事です。山に入ると一般の天気予報は全く当てになりません。

ラジオで流される気象情報(と言っても数字の羅列ですが)を聴きながら自分で地上天気図、高層天気図を書き、それを見ながら判断します。

ここで判断を誤れば、よくニュースにもあるように遭難につながり最悪の場合、命を落とします。そのため必死で難しい本を一杯読んで勉強しました。

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その後、ロッククライミングやカヤックでの激流下りもやりながら登山を続けていましたが、25年前に日本に入って来たパラグライダーにはまりました。

そしてパラグライダー1本に絞って15年ほどパイロットとして空を飛んでいました。

そのパラグライダーにおいても登山と同じように気象は非常に重要です。

と言ってもパラグライダーの場合、平面的な気象変動だけでなく上空と地上との差から生じる熱力学的な部分が重要となり、私には難しい部分が多かったです。

それでも大きな観点からの気象の事をさらに勉強する機会になりました。

登山以上にパラグライダーの場合は事故で命を落とす確率が高いので、ビビリの私は無い脳みそを必死で絞って本を読み漁りました。

その後、キキフォトワークスを立ち上げて仕事が忙しくなりパラグライダーも引退しました。

そんなアウトドアスポーツ、しかも気象の判断ミスが命取りにつながるジャンルをやっていたおかげで気象に関しては多くの知識を得ることができました。

自分の命を守るためなんで必死でしたが。

で、その時に得た知識を元に無難で曖昧な天気予報だけでなく前撮りのロケーション撮影に必要な天気判断を自分で考えるようになりました。

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雨の降水確率の誤解

よく、お客さんから天気のことを心配して聞かれる事で一番多いのが雨の降る降水確率ってやつです。

ロケーション撮影の場合、6時から12時、それと12時から18時の降水確率が当てはまる時間帯です。

よくある誤解が、例えば午前、午後ともに降水確率が90パーセントの場合、12時間のうちの90パーセント、約11時間雨が降り続くって勘違いされます。

降水確率って何かと言えば、予報の地域で一定の時間内に1mm以上の雨が降る確率なので、雨の降り続く時間、それと雨の量とは関係が無いって事です。

これ以上、詳しく書くと本が1冊出来上がってしまうので・・・

ロケで外に出てる時間帯、例えば10時から14時くらいまでは雨の降る心配が無くても、朝や夕方に雨の降る確率が高いと降水確率が高くなります。

なので降水確率90パーセントであっても、雨の降る可能性が少ない時間帯に撮影できるようにスケジュールをずらせば問題なく撮影する事ができます。

午前中がヤバかったら時間を遅らせてスタートしたり、逆に午後から怪しい場合、急遽、早朝からのスタートに変更したりしています。

キキフォトワークスの場合、基本的に1日に1組しか撮影を受けません。

それは、せっかく綺麗に髪型をセットして憧れの衣装を来ても、ほんの少ししか撮影せず、写真も少ないのは勿体無いので、まる1日かけて撮影するからです。

なので、前後に他のお客様の予約が入ってるから時間がずれせないなんて心配は無用なんです。その日の天気に合わせて臨機応変に対応しています。

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話を戻しますが、結局は降水確率よりも、何時から何時まで、どれくらいの雨が降るのか予想できれば、降水確率が高くても撮影できる可能性が高くなります。

逆に降水確率は30ペーセントくらいなのに撮影を延期する事もあります。

では、それをどうやって知るのかですが、残念ながら今の所、そこまでの詳しい予報を出している所は無いので自分で判断するしかないです。

判断材料は何故天気が崩れるのか。それは寒冷前線なのか温暖前線なのか閉塞前線なのか。

気圧の谷なのか高気圧の縁なのか。もしくは風向きや空気の性質や地形によるものなのか。

その辺りは撮影する現場の地形と風向きと強さ、それと気圧配置や気温、湿度を参考にしながら総合的に判断しています。

新聞やテレビの天気予報、スマホの天気予報のアプリは、全ての人に当てはまるような平均的な書き方しかできません。

また、最近はクレーマーが多いので、大丈夫と思っても雨の可能性も残さないとクレームの嵐が来るので、ますます天気予報は大雑把な表現になってきました。

そういった事情も踏まえて、自分で判断するのが一番確実です。

雨の予報を過信しない

皆さんも経験ないでしょうか?天気予報は雨で、所によっては突風や激しい雷雨に注意って言ってたの、あれ?と思うくらいに穏やかだった事。

逆に天気予報では晴れで降水確率も低いのに、なぜか曇り空で時々、小雨や雪がちらついて、一体どうなってるんだと思った経験。

それはおそらく、その地域のその時間帯にだけ起こった現象の事が多いです。

その多くは低気圧や前線が原因ではなく、そこの地形や風向き、前日の天気や湿度が絡んで来るので、一般の天気予報や降水確率では出せない要因になります。

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雨の日こそ天気予報は外れやすい

もちろん相手は自然現象なので、自分の予想が外れる事もありますが180度正反対に外れる事はまず無いです。

そして、雨の降り出す時間がわかっていれば、それを前提にスケジュールを組み替える事ができます。

雨が振ったら撮れなさそうな場所やポーズは雨が降る前に先に済ませてしまうとか。

そろそろ雨が降りそうだとなったら雨宿りができる場所の近くに移動して撮影したりしています。

そしてこの記事に載せている写真を撮った日は、雨の原因は日本の南に停滞する温暖前線が昼頃に北上するので雨の予報でした。

なのでその時間帯は2時間ほど雨が降る想定をしていましたが、寒冷前線のように強い雨風ではなくシトシトと降る小雨のはずです。

これは絶好の前撮り日和になるに違いないと思い、お客さんにも前日に雨予報ですが絶対にいい写真が撮れますと説明して撮影決行になりました。

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雨の前撮りのメリット

そして雨は予想通り昼前から降り出しましたが、番傘を使ってしっとりとした雨の前撮りができました。

雨宿りの時も色々と遊んで撮影しました。そして雨がやんだ後は、桜が雨に濡れたおかげで非常に綺麗に写す事ができました。

そして何と言っても観光客が全くいない状況で撮影できた事です。

桜の季節はどこも観光客でいっぱいですが、これだけ天気予報が悪ければ観光客もぐっと少なくなります。

まるで満開の桜を貸し切ってるかのように撮影する事ができたのも、降水確率が高かったおかげです。

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雨の前撮りの写真が綺麗

実は桜や紅葉でも、コスモス畑でも新緑でも、菜の花畑でも、どんなロケであっても雲ひとつない晴天よりも曇り空。

それも今回の写真のような今にも雨が降りそうな暗い曇り空の方が綺麗に撮れる場所が晴れの時よりも多くなります。

晴れたら晴れたで、それはそれで綺麗な写真は撮れますが、曇りの時よりも撮影に適した場所は少なくなるんですよ。

では、どんな時に撮影の中止や延期をお客さんに提案しているのか?

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雨で前撮り延期の気象条件は?

まずは傘を使っていても足元がびしょ濡れになるような激しい雨がやむ事がなく1日中降り続く時。

でも、そんな事は今までの人生の中で数回あったくらいでしょうか。大抵は強く降っても小止みになる時間の方が長いです。

そして意外に思われますが、たとえ小雨であっても5メートル以上の強い風が吹き続ける時です。実は雨よりも風が大敵です。

たとえ小雨でも風が強く吹くと撮影のためにカメラを構えるたびに風で飛ばされた雨がレンズに付いて撮影が困難になります。

そして天気予報では雨の予報がなくても地形、風向き、風速から判断して良くないと判断した時です。

過去に何回か天気予報はそんなに悪くないけど撮影を延期した事があります。

後日、その日前撮りをしていた同業者に聞いてみると、現地に着いて撮り始めたら激しい雨風になってしまい、少ししか撮影できずに中止になったと。

この時は降水確率とは関係がない事が原因でした。

遠ざかりながら発達する低気圧と日本を覆う高気圧との気圧差と気圧配置、ロケ場所の地形が理由での悪天候なので、自分で判断するしか方法がありません。

こんな感じで、雨の前撮りの場合、まずは自分で情報を集め判断し、その結果をお客さんに伝え、そして最終決定はお客さん自身にしてもらっています。

天気が悪いのは誰のせいでもないので、その中で、できるだけ最善の結果が出せるようにこれからも前撮りロケーション撮影ができればと思っています。

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池田一喜です。

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そんな思いで記念写真を撮っています。

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