こんにちは!
キキフォトワークスの
メインカメラマン
池田一喜です!
カメラマンのプロフィール
今日は基本的には雨の前撮り、降水確率90パーセントの中での前撮りでしたので雨の時期の新緑写真です。
でも、同じように雨の中、紅葉の時期の写真もあります。よく見ると雨の中での撮影なのがわかると思います。
今日は来月に結婚式がせまった二人の和装での前撮りを奈良公園でロケフォトをしました。
梅雨の真っ只中での屋外でのロケフォト。天気予報は二転三転して、全くあてになりません。
なので自分なりにじっくりと気象情報を検討しました。雨の降る理由、風向きと強さ、地形、ここ数日の高気圧と低気圧変化、そして地上天気図と高層天気図を毎日にらめっこ。
昔、冬山登山やパラグライダーで知った気象の知識をフル動員します。そして自分なりの予想を元にをお客さんと相談します。
なので前日の夜に二人と綿密に打ち合わせをしました。あまりにも判断が難しい場合、撮影当日の早朝に判断する事もあります。
キキフォトワークスの場合、お客さんと相談の結果、撮影延期や撮影キャンセルも可能です。
そんな場合もキャンセル料や日程変更に伴う料金は発生しません。だって天気は誰の責任でもないですからね。
前撮り撮影日の天気予報が雨
でも今日は天気予報では降水確率90%なんて言ってますが、降水確率とは何か。そして一番肝心な事は撮影時間に撮影場所でどれくらいの雨と風になるか。
これが一番重要ですが、そこまで詳しい事は最後には自分の判断となります。そして今日はお客さんと相談の結果、撮影決行になりました。
その結果は天気予報より自分の判断がドンピシャリと当たり最高のロケ日和となりました。
心配してた雨は、結局はほとんど降らずに無事に撮影を終了する事が出来ました。実は強い風さえなければ雨の日や曇りの日の方が写真は綺麗なんですよ。
でも、雨の中での撮影はお客さんよっては避けたい場合もあるので、その辺りは直前まで気象情報を調べてお客さんと相談しています。
雨はなんとかなると思ってたのですが、予想外だったのが強烈な蒸し暑さでした。
二人が着付け、ヘアメイクしている若草山山麓の旅館に向かう途中、バケツをひっくり返したような激しい雨がしばらく降っていました。
時間にすれば8時から9時くらいの1時間です。その間、雨雲レーダーは奈良市近辺は真っ赤になっていました。
その雨で、なんとなく嫌な予感はしていたのですが・・・
その激しい雨が止んだ後は、傘が要るか要らないかくらいの弱い雨が時々降ってるだけです。
でも、その激しい雨が止んだ後にやってきたのは、まるでサウナ風呂に入ってるかのような強烈な蒸し暑さでした。
少し動いただけで滝のように汗が流れ出し、二人の体力を確実に奪っていきました。
でも今日は奈良公園だけでの撮影ではなく、日本庭園と茶室での撮影もあります。その茶室は下の写真の後ろに写っている茅葺屋根の建物です。
この建物を1件丸ごと貸し切っての撮影ですので、休憩を兼ねて茶室で少し休んで体力を回復しながら撮影が続きました。
遠方から朝早くに見学のためにきてくださったお父さん、お母さんも庭園の綺麗さに感動しながらも蒸し暑さにはギブアップ。
四人での記念写真を撮ったら急いでクーラーの効いてる車に避難しました。
そーそー、奈良に長年住んでいて初めて知ったのですが『奈良ファンクラブ』ってのがあるそうです。お母さんは、そこに入ってるくらい奈良がお気に入りとの事。
京都や大阪よりも、やっぱり奈良がいいですね〜と言ってくださり、地元民としては嬉しいような恥ずかしいような(^_^;)
雨上がりの前撮り
色打掛けで日本庭園、茶室の撮影が午前中に終わると午後からは白無垢に着替えての撮影です。
その前に朝にお支度をした旅館に戻り、クーラーの効いてる部屋で昼食でエネルギーチャージです!
こういった和装での前撮りロケフォトをキキフォトワークスがするようになって10年近く経ちますが、おそらく今日の撮影が今までで一番過酷な気象条件だったと思います。
蒸し暑さで奪われる体力は二人の表情からも余裕を奪っていきました。
でも、その蒸し暑さは午前中で終わり、午後からはマシになりますよと伝えた時の二人は、本当に嬉しそうでした。
そして、その読みはドンピシャリとあたり、午後からは吹く風も涼しくなってきて、午前中よりも余裕を持って撮影する事が出来ました。
雨予報での前撮りのメリット
今日の撮影のラストに浮御堂に着きました。普段ならたくさんの観光客で賑わっているのですが、今日は天気が悪いせいで人もまばらです。
普通は降水確率90パーセントなんて天気予報を見たら観光に出かける人も少ないですよね。
なので天気が良い日だとたくさんの人で賑わってる浮見堂も今日は静かです。これも天気予報が悪いおかげですね。
そして、そんな天気予報はあてにしないで自分で判断した事を本当に良かったと思いました。
こんな景色の中で目を閉じて耳をすませば聞こえてくるのは蝉の鳴き声だけです。素敵な景色の中で耳に入ってくるのは蝉の鳴き声だけってことが最高の贅沢ですね。
前撮り雨の場合
キキフォトワークスでは前撮りの日が雨の場合、降水確率が高い場合、お客様と相談して以下のように対応しています。
天気が悪い場合、前日の夜に判断します。
遠方より泊りがけで来られる場合は出発前日に判断を致します。
自然相手のロケーション撮影の場合、天候が一番心配です。そして雨は誰の責任でもありません。なので、安心して予約できるように以下の3パータンから選んでいただきます。
1 撮影日変更
延期が決まった時点で次の日程の打ち合わせとなります。事前に予備日を作ることは出来ません。雨天延期の場合、撮影日の変更料は不要です。
2 撮影決行
日程変更が難しい場合、場所などを相談しながら雨での撮影も行います。晴れている時のような写真は撮れませんが、逆に雨の時でしか撮れないようなしっとりした写真が撮れます。
3 撮影自体をキャンセル
日程の変更も難しい。
かといって雨での撮影も希望しない。
そんな場合、撮影自体をキャンセル出来ます。入金済みの料金は全額返金致します。雨天によるキャンセルの場合、キャンセル料は不要です。
データ付き
基本料金プランで全カットのデータが付いています。撮影枚数もポーズ数もお渡しするデータ枚数にも枚数制限などはありません。
データは高額で別料金なんて事はないので後の支払いを心配すること無く、沢山のカットを撮影する事ができます。
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